こんにちは、柏の予防歯科、菜のはな歯科クリニックです。
よく親御さんから聞かれます。
「いつから矯正できますか?」と。
小児矯正は、子どもの成長に合わせて行う矯正治療で、適切な時期に始めることが重要です。一般的に、矯正治療を始める時期は以下のように分けられます。
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早期矯正
- 開始時期: 6〜8歳
- この時期は、乳歯が残っている場合でも顎や歯の成長をコントロールすることで、将来的に歯並びやかみ合わせの問題を予防できます。例えば、上顎や下顎の成長を調整するための装置を使うことが多いです。
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混合歯列期
- 開始時期: 9〜12歳(通常は前歯の永久歯が生え揃う時期)
- 乳歯から永久歯に生え替わる時期に行う治療です。この時期に矯正を始めることで、永久歯が正しく生えやすい環境を作り、歯並びを整えやすくなります。
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永久歯列期
- 開始時期: 12歳以上(ほとんどの永久歯が生え揃った後)
- 歯がほぼ生え揃った段階で行う矯正治療です。顎の成長が止まる前に矯正を行うことが理想です。
当院では、早期矯正と混合歯列期を「一期」、永久歯列期を「二期」として治療を分けています。
ここで一期治療を開始できるのが、上顎の一番目の永久歯が生えてその横の乳歯が抜けたタイミングが矯正を始められる最初の時期です。
最適な治療開始時期は子どもによって異なりますが、早期に矯正を始めることで将来的な治療期間を短縮したり、治療の効果を高めることができます。
矯正専門医に相談し、子どもの口腔の状態や成長具合を見ながら最適なタイミングを決めると良いでしょう。
治療より予防を、柏の予防歯科、菜のはな歯科クリニック
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